2010年03月22日

2010年03月21日の朗読

yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
●准士官と特務士官 at 03/21 23:30


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
下士官と、士官の間に位置するのが、「准士官」です。海軍における准士官は「兵曹長」のことです。 at 03/21 23:30


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
「特務士官」は一般の兵もしくは下士官からたたき上げて士官になった人で、海軍兵学校出身者とは明白に区分されました。現代の官僚の「キャリア組」と「ノンキャリア組」のようなものです。 at 03/21 23:30


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
士官と特務士官では、階級は同等でも、待遇はまったく別。居室(居住区)も違うし、控え室も区別されました。昇級も士官に比べて遅く、もっとも最高位にあがれた特務士官でも「中佐」どまりです。 at 03/21 23:30


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
しかし、そのような特務士官は、艦においては絶対に欠かせない存在でした。理由は簡単で、特務士官は現場たたき上げのベテランだからです。このあたりは、現代の警察組織の「キャリア組の警察署長」と「たたき上げの警官」、あるいは一般企業の「総合職」と「一般職」の関係に似ています。 at 03/21 23:31


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
一般の士官は命令を出し、人心を統一させる訓練は受けていましたが、現場の情況把握や業務にはうといです。特に海軍の教育システムとして、士官は転勤が非常に多いので、一つの機構に精通することが難しいのです。 at 03/21 23:31


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
そこで頼りになるのがたたき上げの特務士官です。高角砲なら高角砲一筋に、長年経験を積んできた特務士官は誰よりも高角砲に詳しいわけです。 at 03/21 23:32


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
艦長が「主砲発射」と命じても、実際に砲を撃つのはこれら、特務士官率いる現場です。特務士官の善し悪しは、士官の善し悪しよりも艦の強さを左右しました。つまり、下士官と特務士官が海軍を支えていたと言えるでしょう。 at 03/21 23:32


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
現代の自衛隊でも、特務士官にあたる「最先任曹」の階級を設けてあり、ホームページのトップにも各隊幕僚長と並んで写真が掲載されています。 at 03/21 23:32


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
★第七章 大和の食餌 at 03/21 23:33


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
☆食餌は主計科が作る at 03/21 23:33


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
軍隊は「食べる」「寝る」以外の楽しみはほとんどありません。ですから、食餌は兵士にとって最も重要な事柄であったといえます。それは今でも変わらないようで、現代の自衛官と話をしても、食べ物の話ばかりになります。 at 03/21 23:33


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
特に、大和は三〇〇〇人分の衣食住が詰まった船ですので、その食餌についても大がかりなものとなります。 at 03/21 23:34


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
基本的に、士官は食餌を自費で買います。兵の食餌は支給です。このあたりは、戦国時代でも「士分」は自費、「雑兵」は支給というのと同じですね。士官は「ツケ」で食餌を買うわけです。 at 03/21 23:34


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
「海軍のめしはうまい」というのは定評がありました。 at 03/21 23:34


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
海軍はごはんも多いですが、副菜(おかず)も大変多いです。そのわりには、「食餌が少なくて腹が立った」という体験談が多いのが不思議です。それだけ海軍勤務はハードだったと言えます。 at 03/21 23:35


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
たとえば、大和では平時、兵士には以下のようなメニューが提供されました。 at 03/21 23:36


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
【朝食】 麦米飯 里芋味噌汁 茄子辛子漬け at 03/21 23:36


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
【昼食】 麦米飯 鯛煮魚 茄子旨煮 胡瓜漬け at 03/21 23:36


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
【夕食】 麦米飯 牛肉野菜シチュー 豆腐汁 大根漬け at 03/21 23:36



yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
現代でも通用するようなメニューですね。海軍では早くから洋食が取り入れられていたので、マヨネーズやウスターソースなど、当時ではポピュラーでない調味料も使われていました。 at 03/21 23:37


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
食餌の調理は主計科の担当で、調理担当の兵員は「烹炊員」と呼ばれました。人数はおそらく、六〇人程度であったと思われます。その人数で三〇〇〇人の食餌を作るのですから、その労力は並大抵ではなかったものと想像されます。 at 03/21 23:37


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
例えば、学校給食を作る給食センターは、昼ごはんだけ作ればいいわけです。しかし、大和の烹炊員は、一日四食(夜食もありました)の調理をしなければなりません。 at 03/21 23:37


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
また、東京オリンピックの際、選手村ではおよそ三〇〇〇人分の食事をプロの一〇〇人のコックが調理したそうですから、素人の主計科員が三〇〇〇人分の食事をまかなうのは、控えめに言って地獄のような大変さだったのではないでしょうか。 at 03/21 23:38


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
一般兵員の起床が五時ですから、烹炊員は当然それよりも早く起きて調理をしていたものと想像されます。おそらく起きてから寝るまで食餌を作っていたのでしょう。 at 03/21 23:38


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
たとえば、大和のお米の炊き方をご紹介します。 at 03/21 23:39


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
【お米の炊き方】 三六〇人分 at 03/21 23:39


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
材料 精米 六四・八キロ、精麦 二一・六キロ at 03/21 23:39


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
@ 炊く最低二時間前に水洗いして、ざるにあけておきます。 at 03/21 23:39


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
A 真水一五六リットルと一緒に専用の米炊き釜に入れ、沸騰してからおよそ二気圧の圧力で約六分炊き、二五分間蒸します。 at 03/21 23:39


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
先にもお話ししましたが、士官は自費で食餌を買うので(食餌代は給与から天引き)、多少の食事内容、酒なども好みのものをリクエストできました。 at 03/21 23:40


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
また、士官と兵では「調理する人」が違います。一般兵の食餌は普通の烹炊員が作り、准士官以上の食餌は士官用の烹炊所で専属の軍属である調理人、あるいは専門の下士官が作っていました。 at 03/21 23:40


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
大和は最初から連合艦隊の旗艦としてスタートしたために、帝国ホテルや日本郵船の客船で働いていた腕利きのコックが徴用されていました。パーティーなどの際にもそのようなコックが腕を振るったでしょう。 at 03/21 23:40


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
それから考えるに、士官用の烹炊所の冷蔵庫には、「それなりの高級食材」がそろっていたとみていいでしょう。 at 03/21 23:41


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
★どこで食べるか、どのように食べるのか at 03/21 23:41


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
それでは、大和では食餌をどこで食べたのでしょうか。 at 03/21 23:41


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
戦闘時はもちろん、それぞれの持ち場で食べます。すぐに食べられるよう、通常はおにぎりが来たそうです。海軍では一回の食餌につき二合のごはんを食べることになっていたので、さぞかし巨大なおにぎりが来たことでしょう。 at 03/21 23:41


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
平時の兵員は、各班ないし各セクションの控え室で食べました。航海科は航海科の控え室、砲術科は砲術科の控え室がありました。おそらくシフトから外れている、もしくはお手すきの兵員から食べたのでしょう。忙しい時は持ち場でおにぎりや弁当を食べることもあったようです。 at 03/21 23:42


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
食餌を受け取るときには、班ごとの食餌当番が烹炊所から食缶を受け取り、食事場所まで運びました。小学校の給食と同じです。食事が済んだら、食缶は烹炊所に戻し、食器は各班ごとに洗いました。ちなみに、納豆とカレーは食器洗い係からは大変嫌われたようです。 at 03/21 23:42


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
士官はガンルーム(一次士官室)で食べたようです。大尉以上は大尉以上の食堂で食べました。ちゃんとサーブする人がついて食事をしたので本格的です。 at 03/21 23:42


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
士官の食事には洋風にお酒もつけられたようで、ブランデー、ウイスキー、キュラソー等がありました。士官のお酒は自費なので、もしかすると士官用の烹炊所には、バーのボトルキープよろしく、「××大佐用」「××大尉用」と書かれた酒のボトルが並んでいたのかもしれません。 at 03/21 23:43


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
また、大和には、酒保(売店)の横に、うどんや汁粉などを立ち食いできるスペースがあったようです。ここは兵でも給料天引きでお金を払って食べました。おそらく、「おなかがすいたからうどんでも食べるか」ということができたのでしょう。 at 03/21 23:43


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
そこには主計科の兵員がいて、「うどんひとつ」「おう」というやりとりがあったと思われます。 at 03/21 23:43


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
☆食餌時にはカッコーワルツ at 03/21 23:44


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
大和では、食餌時になると軍楽隊が主砲第三砲塔の後ろに集まって、「カッコーワルツ」等を演奏しました。学校の「お昼の放送」みたいですね。 at 03/21 23:44


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
軍楽隊が演奏を始めると、甲板作業員はそわそわしはじめたそうですから、いかに食事時が楽しみだったか想像できます。また、食餌を食べているとき、カッコーワルツにあわせて早食いしてしまい、「きょうのメニューは何だったか思い出せない」ということもあったようです。 at 03/21 23:44


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
また、他の艦上でも、カッコーワルツが聞こえてくると、「ああ、大和では食餌時なんだな」とわかったそうです。 at 03/21 23:44


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
ちなみに、大和に乗っていた軍楽隊は、「大和所属の軍楽隊」ではなく、「連合艦隊所属の軍楽隊」でした。ですから、カッコーワルツの演奏は連合艦隊司令長官が座乗しているときだけだったようです。 at 03/21 23:45


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
軍楽隊は軍楽科という「科」をなしていて、戦闘時は通信科に属して伝令や応急員をやりました。 at 03/21 23:45


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
☆艦内で作っていた食品 at 03/21 23:45


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
大和は、三〇〇〇人の大所帯であるだけでなく、一度出港したらなかなか補給もできませんので、いろいろなものを艦内で作っていたようです。 at 03/21 23:45



yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
もっとも有名なのが、「アイスクリーム」。アイスクリーム製造器が艦内にあり、機関科が管理していたようです。作るのは主計科になります。主計科の資料によると、コーヒー、ココア、チョコレート、桃、桜の実、パインアップル、いちご、りんご、みかん、梨などの味があったそうです。 at 03/21 23:46


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
そのアイスクリームは、普段の食事につけるほか、特殊任務につく兵員に特別配食としてつけられたと思われます。 at 03/21 23:46



yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
飲み物の「ラムネ」も大和艦内で作られていました。おそらく製造していたのは主計科だと思われます。 at 03/21 23:47


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
当時、ラムネは大和の酒保で一本三銭で販売されました。一日の製造数は限定されていましたので、士官は予約して購入したようです。数少ない残りは兵員達の奪い合いになりました。当然、ビンは洗って再利用しました。 at 03/21 23:47



yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
海軍主計科の資料には、納豆の作り方も載っていますので、納豆も艦内で作っていたとみて間違いないでしょう。納豆が食事に出た日は、艦内はさぞかし納豆くさかったことでしょう。豆は大事なタンパク源ですから、大豆料理はよく出たものと思われます。 at 03/21 23:47


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
そのほか、もやし、こんにゃく、豆腐、艦内でうどんも作っていました。豆腐を作っていたということは、油あげや厚あげも作っていたと思われます。艦内には薄暗い空きスペースがいっぱいありましたので、もやしを作るのは絶好の環境だったといえるでしょう。 at 03/21 23:48


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
ちなみに、「食用にウサギを飼っていた」という伝説がありますが、これは実際にはやっていなかったようです。仮に三〇〇〇人分の食用ウサギを飼うとしたら、エサだけでも莫大な量になりますので、やはりそれはなかったのでしょう。 at 03/21 23:48


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
ただ、主計科の資料には「ウサギの屠殺方法」が載っていますので、士官の食餌用に生きたまま買ってきた可能性は高いです。 at 03/21 23:48



yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
主計科の資料には、「おはぎ」の製法が載っていますので、おはぎも提供されていたと思われます。その他にも、まんじゅうや最中は酒保で売っていますので、甘党の乗員はこのようなものを好んだのではないでしょうか。 at 03/21 23:49


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
班ごとに買い出し当番が決められて、毎朝、「なんとか上水はこれが欲しい」というような買い物メモを袋に入れて、酒保に持っていきました。そして「酒保ひらけ」の時に当番が取りに行くわけです。 at 03/21 23:49


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
そこでは、「ウチのほうが先に頼んだ」「いやウチが」という、甘味をめぐって大喧嘩が起きたと思われます。そこで負けてしまって、希望のものを持って帰れなかった買い出し当番は当然、班内での評価はガタ落ちだったでしょう。 at 03/21 23:50


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
まさに弱肉強食。組織の中でうまくやっていくためには、仕事ができるだけではなく、こうしたことも要領よくこなしていく必要がありました。 at 03/21 23:50


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
どうしても甘いものが食べたい兵員が、夜こっそり布団の中でキャラメルを食べていたところを見つかり、大目玉になったりしたそうですから、甘いものにはみんな飢えていたのでしょう。 at 03/21 23:50


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
余談になりますが、日本海軍の軍艦の中で一番おいしい汁粉が食べられたのは「食料補給艦」だったようです。それに次いで大和の汁粉はおいしいと言われていましたので、小豆や砂糖の割り当て量も他の艦に比べて多かったと想像されます。 at 03/21 23:51


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
☆公然の盗人、「ギンバエ」 at 03/21 23:51


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
海軍では、おなかが空くと、「酒保から食べ物を盗む」という行為が横行していました。それは、「ギンバエ」という名前で呼ばれ、公然の秘密となっていました。 at 03/21 23:51


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
しかも海軍では班単位でギンバエするので、もはや盗賊なのではないかという規模で行われていました(個人ではやらなかったようです。おそらく「どうせ連帯責任になるのだから」ということなのでしょう)。 at 03/21 23:52


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
もちろん、そういう行為は公式に認められているわけではないので、見つかると大目玉を食うのですが、文献によると、普通にギンバエは行われていたようです。バレたらシャレにならないくらいの体罰が待っていることはわかっていても、盗み食いをしたかったのでしょう。 at 03/21 23:52


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
もしかして娯楽の要素もあったのかもしれません。 at 03/21 23:52


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
もっとひどい話になると、飛行科からガソリンを盗んできて、油汚れの掃除に使う、ということもありました。当時、航空機に使うようなハイオクタンガソリンは大変高価でしたので、その被害額たるや大変なものだったのではないでしょうか。 at 03/21 23:53


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
なお、看護兵が消毒用アルコールをくすねて飲んだくれていた、という話も残っています。 at 03/21 23:53




yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
ここまでお話ししてきたことは、現代の会社にもあてはまることがたくさんありましたが、旧海軍と現代企業の最も大きい差は、この「体罰」でしょう。 at 03/21 23:54


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
現代の企業で業務上の失敗をしても叱られるだけですが、海軍では体罰が公式に認められていました。つまり、ヘマをすればその軽重に関わらず、即、体罰が待っているわけです。また、ヘマをしなくても、上官の気にさわることがあっても体罰がありました。 at 03/21 23:55


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
体罰の権限は部署の上官に一任されていたようです。 at 03/21 23:55


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
そもそも、当初は「業務上の失敗のみ」が体罰の対象であったのが、だんだんそれが変な方向にエスカレートし、そうして「上官が気に入らないとき」も体罰するようになっていきました。 at 03/21 23:55


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
標準的には「鉄拳制裁」(げんこつで殴る)や「海軍精神注入棒での尻叩き」が用いられました。 at 03/21 23:55


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
海軍精神注入棒というのは、普通の木の棒で、規格品ではないので、形、太さともさまざまでした。以前は野球のバットで叩いていたようですが、野球のバットは人のおしりを叩くようにはできていませんので、よく折れました。 at 03/21 23:56


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
そこで、もっと頑丈なものを、ということで、手作りで作られるようになりました。 at 03/21 23:56


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
ただし、ケツバットといえども、打ち所が悪いと脊椎を損傷して死んでしまうので、あなどれなかったようです。もちろんそれだけでもかなり痛いのですが。 at 03/21 23:56


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
従軍経験者に聞いたところ、「ケツバット四〇回なんて大したことない」と言っていましたので、ひどいときはもっと多かったものと想像されます。 at 03/21 23:57


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
体罰をする時間帯は基本的に「暇な時間帯」です。戦闘中にそんな悠長なことはしていられませんので、戦闘が終わった後、寝る前に体罰、というのが多かったようです。当然、おしりが痛く、あお向けでは寝られなかったでしょう。 at 03/21 23:57


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
ちなみに、お尻は露出させず、服の上から叩きました。 at 03/21 23:57


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
★ありがとうございました!明日は午後8時30分から始めます。よろしくお願いいたします!★ at 03/21 23:58

posted by webmaster at 00:01 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。