2010年03月23日

2010年03月22日の朗読

yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
★『戦艦大和3000人の仕事』は全国書店およびAmazon などのネット書店で発売中です! http://bit.ly/couXUI ★ at 03/22 00:00


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
☆標準的「でない」体罰 at 03/22 20:29


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
標準的「でない」体罰のひとつに、「みんみん蝉」と呼ばれるものがあります。 at 03/22 20:30


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罰したい人をマストの垂直の棒につかまらせ(登り棒の要領で)、「みんみん鳴け」と言います。その兵はつかまったまま「みーんみんみん」と言うのですが、そのうち疲れてずるずる落ちてきます。すると、下から棒でひっぱたくわけです。 at 03/22 20:30


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それをそのまま一時間くらい続けるという、かなり気の毒な体罰です。 at 03/22 20:30


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また、「たぬき汁」という体罰もありました。これは、両手両足を縛って天井からぶら下げ、大勢で殴る蹴る、という拷問に近いものでした。こちらはあまりにも危険なため、海軍でも禁止されていました。実際にこれで死んでしまった兵もいます。 at 03/22 20:30


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なぜ、こんな壮絶な体罰をするのかというのは、実は説明がつきません。海軍文化によるもの、と言ってしまえばそれまでなのですが、やはり閉鎖空間でずっと生活していると、ストレスがたまるということもあるのでしょう。 at 03/22 20:31


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体罰は、海軍における公式な刑罰ではないので、体罰の軽重は、罰を与える人次第です。優しい上官に当たった場合はラッキーですが、怖い上官に当たった場合は、お気の毒としかいいようがありません。部活のしごき、みたいなものと考えていただければより近いと思います。 at 03/22 20:31


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そのほか、体罰ではありませんが、罰として与えられたものに「甲板磨き」があります。こちらはその名の通り、罰として甲板をごしごし磨くのですが、体罰と違って、こちらは船のためになりますので、まだしも合理的だったと言えるでしょう。 at 03/22 20:32


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☆体罰についてのあれこれ at 03/22 20:32


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●大型艦の体罰は厳しい at 03/22 20:32


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大和に限らず、大型艦の体罰は厳しくなる傾向にありました。なぜなら駆逐艦のような小型艦は、乗員が少ないので、何かあるたびにいちいち体罰をしていたら、艦が機能しなくなってしまいます。一人倒れたら他の仕事が増えるだけですので、仲良くせざるを得ないわけです。 at 03/22 20:33


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少なくとも、「上官の虫の居所が悪いので体罰」というようなことはありませんでした。 at 03/22 20:33


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ちなみに、潜水艦は狭く、居住性も悪いので、棒を振るうスペースがありません。体罰は鉄拳制裁のみだったと考えられます。 at 03/22 20:33


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その点、大和はスペースはたっぷりありますので、甲板の上に並ばせて順に体罰をするなんていうこともできました。 at 03/22 20:33


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●班の連帯感といじめ at 03/22 20:33


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海軍では賞罰は班ごとに行われていたので、班ごとの結束は強かったようです。しかし、班の中でもいじめはありました。業務上での失態や、先にお話しした、酒保でうまく買い物ができなかったとか、そういう理由からいじめが行われたようです。 at 03/22 20:34


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いじめと言っても先に挙げたような肉体的ないじめだけでなく、陰湿で精神的ないじめも多かったようです。 at 03/22 20:34


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●優しい上司もいた at 03/22 20:34


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先のような怖い上官ばかりではなく、体罰を目撃したら止めさせていた上官もいます。ただし、優しい上官にあたるかどうかは、運なので、それは神様仏様にでも祈るしかありません。配属先は本当に選べないのです。 at 03/22 20:34


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今日の企業と同じく、どの艦に乗るかも、どこの科に行くかも、どんな上司かも、選ぶことはできないのです。 at 03/22 20:35


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●重大犯罪は軍法会議行き at 03/22 20:35


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体罰は激しいとは言え隊内処分としての役割しかありません。殺人のような重犯罪であれば、軍法会議にかけられますので、艦内で拘束され、上陸後、各鎮守府の海軍法務局に引き渡されました。 at 03/22 20:35


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★職場としての戦艦大和Q&A at 03/22 20:36


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●乗組員の平均年齢はどのくらいですか? at 03/22 20:36


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おそらく二〇代前半になります。 at 03/22 20:36


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国際協定で一六才未満の実戦部隊配備は禁じられていますから、最低年齢が一六歳になります。志願兵の場合、従軍年限は五年ですので、一六歳から従軍すれば、除隊時に二一歳になります。 at 03/22 20:37


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また、徴兵検査で海軍に入隊する者は二〇歳から三年間従軍することになりますので、除隊時には二三歳。このことから、二〇代の若者が中心だったと思われます。 at 03/22 20:37


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逆に最高齢は艦長(大佐)の四〇代ですから、大和という職場は、平均年齢の大変若い職場だったと言えます。 at 03/22 20:37


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●大和乗組員の給与はどのくらいですか? at 03/22 20:38


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給与については、最新鋭艦の大和に乗っていようが老朽艦に乗っていようが、階級によって一律で決まっています。 at 03/22 20:38


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大将五五〇円 中将四八〇円 少将四一六円、大佐三四五円 中佐二六八円 少佐一九四円 大尉一二二円〜一五八円 中尉八五円〜九四円少尉七〇円、准士官(兵曹長)八〇円〜一一〇円 下士官(兵曹)一八円〜七五円 上等兵一三円五〇銭 一等兵一二円 二等兵六円五〇銭 となっています。 at 03/22 20:39


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この他に航海加給、航空加給などが付加されました。 at 03/22 20:39


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ちなみに、一九四〇年当時、大卒銀行員初任給七〇円、たばこ(ゴールデンバット)九銭、新聞購読月九〇銭、映画封切館五五銭、食パン一斤二〇銭、ラーメン一六銭でした。士官でなければ、衣食住は海軍持ちでしたので、日常生活には不自由しない金額だったと思われます。 at 03/22 20:40


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●私物の持ち込みはどこまで許可されましたか? at 03/22 20:40


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ほとんど認められませんでした。例外として家族の写真、千人針などのお守り、家族とやり取りした手紙などが認められた程度です。 at 03/22 20:40


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理由としてはいわゆる「娑婆っけ」を断つのと、個人の居住スペースが小さかったこと、余計な積載物を増やしたくない、などの理由が考えられます。 at 03/22 20:41


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海軍では士官以外は、被服、食器に至るまですべて官給品ですので、私物は持ち込まなくても日常生活に不自由はありませんでした。 at 03/22 20:41


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●運動はいつしていたの? at 03/22 20:41


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艦内に相撲部、柔道部のような体育会系の部活動がありました。入港時の手すき時間に練習していました。もっとも、それ以前に艦内での生活がすべて運動のようなものでした。移動する時も歩くのは禁止、すべて小走り、あるいは走って移動しました。 at 03/22 20:42


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訓練が重労働であったのは本文の通りです。 at 03/22 20:42


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●休暇はあったんですか? at 03/22 20:42


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ありましたが、現代とは雲泥の差です。もちろん労働基準法などはありません。 at 03/22 20:42


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「入湯上陸」という、三日に二回(あるいは六日に一回)、夕食後から翌朝までの、上陸しての休暇がありました。 at 03/22 20:43


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その他、「半舷上陸」と言って、日曜日、記念日、祝祭日、海軍が定めた公休日(海軍記念日など)に、通例九時一五分から午後七時まで、乗員の半数に許された休暇もあります。 at 03/22 20:43


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運がよいと二つの上陸休暇が重なって、丸一日外出して外泊することもできましたが、緊急時に備え、一定の区域外に出ることは禁じられていました。そのため実家へ帰るようなこともできず、入港日が決まると港の近辺に家族を呼び寄せることも多かったようです。 at 03/22 20:43


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帰郷できるような長期休暇は異動になるまで、基本的にありません。例外として、ドック入りした時のような長期間の修理の時は、江戸時代の「盆暮れ、正月」程度の休みがとれました。 at 03/22 20:44


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●衣類の洗濯はどうするんですか? at 03/22 20:44


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下士官以下はすべて自分でやります。もちろん手洗いです。大体五日に一度、たらい(海軍では「オスタップ」と呼びました)一杯の水が配給され、これで洗濯しました。 at 03/22 20:45


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すすぎの水を別にもらえるわけではありませんので、あまり汚れていないものから洗濯を始めて、汚れのひどいものと進んで効率よく洗います。 at 03/22 20:45


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洗濯は露天甲板で行います。水を節約するために、雨が降ると「手すき総員上甲板へ」の放送がかかり、兵員が一斉に身体を洗ったり、洗濯を始めます。そのため、雨雲を見つけると、艦長はわざわざその中に大和を突っ込ませたということです。 at 03/22 20:45


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ちなみに、士官には「従兵」という水兵が付き、これらが洗濯を含め身の回りの世話をしますので、自分で洗濯をする必要はありません。 at 03/22 20:45


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●娯楽には何があったんですか? at 03/22 20:46


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入港中には艦対抗で、漕艇競争や、相撲、柔道、剣道などの大会が開かれ、優勝すると艦長から賞状が出ました。また、格闘技の会では階級は関係なく、堂々と上官を叩きのめせました。 at 03/22 20:46


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もっとも、軍隊経験の長い士官と新兵では、やはり海軍経験の長い士官の方が強かったようですので、実際には上官を叩きのめす機会はあまりありませんでした。 at 03/22 20:47


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●酒は飲めたんですか? at 03/22 20:47


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「酒保開け」という、戦闘前の壮行会がありました。 at 03/22 20:47


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「酒保」とは本文のマンガにもあるとおり、「艦内の売店」で現代米軍ではPXと呼ばれます。 at 03/22 20:47


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「酒保」とは名ばかりで、普段は甘い菓子や煙草を売っている程度です。ただし、「酒保開け」となると、酒保では大量の酒が配られ大宴会となりました。二等兵でも司令長官室になだれ込んで、差しつ差されつの無礼講でした。 at 03/22 20:48


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大和で配られた酒は「賀茂鶴」であったとする証言があります。 at 03/22 20:48


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●煙草は吸えましたか?  at 03/22 20:48


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艦内での生活は非常に厳しいものでしたが、非常に規則正しい生活であり、定時的な休息時間もありました。 at 03/22 20:48


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ひとつは食餌であり、もうひとつは「煙草盆出せ」です。 at 03/22 20:49


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「煙草盆出せ」は言うなれば喫煙休憩です。現代では「煙草を吸うための休憩」など考えられませんが、大和では重要な娯楽のひとつであり、リラックスのための数少ない時間でした。 at 03/22 20:49


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兵には一定の量の煙草が支給され、班長の判断で休憩となると「煙草盆出せ」の命令が出ました。それで煙草盆(灰皿)が出され、その周辺では火事場もかくやというぐらい煙が充満したということです。 at 03/22 20:49


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●大和の中に仏壇とか神社とかはあったんですか? at 03/22 20:50


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あります。大和に限らず、すべての軍艦に神棚はあります。大和は「大和神社」と呼ばれ、年始には艦長が奈良県天理市の大和神社(おおやまとじんじゃ)に行って、お札をもらってきて、艦橋に祀るのがならわしでした。元旦とか紀元節にはみんなでお参りをしたということです。 at 03/22 20:50


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神主は乗っていませんでしたが、神主資格を持っている乗員がいるときは、神主役をつとめました。 at 03/22 20:50


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大和には方位盤射撃室にも神棚があったらしく、沖縄特攻の際に、朝のにぎりめしを喉につかえさせた乗員が、「なんなら御神酒飲んでおけ」と言われたという笑い話も伝わっています。 at 03/22 20:51



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ある友人がラジオの深夜放送を聞いていると、パラオ取材に行った時のこぼれ話を俳優が話していたという。 at 03/22 20:52


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パラオは小さな珊瑚礁の島で未だ自然が豊富に残る島である。 at 03/22 20:52


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俳優は小型機で島に入り、一連の取材を終えた。最後にカメラマンが夕陽の写真を撮りたいと言い出した。島の人に聞いてみると誰もが「西の港に行くと綺麗な夕陽が見られる」と口を揃える。 at 03/22 20:52


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取材陣一行はガタゴト道に自動車を走らせ、島の西に向かった。大したこともない島なので、きっと自然に満ちた緑の漁港でもあるのだろうと想像していたが、想像は裏切られた。 at 03/22 20:53


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一行の前に広がったのは、何十万トンもあるタンカーが入れそうな大規模で、整備された近代的な港だったのである。 at 03/22 20:53


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茫然とする一行に老人が親しげに日本語で話しかけてきた。 at 03/22 20:53


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「あなたたちは日本人か」 at 03/22 20:53


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そうだ、と答えると、老人は嬉しそうに微笑んだ。 at 03/22 20:53


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「この港を見てくれ。わしが小さい頃、日本人たちがやってきて作ってくれた港だ。この港があるおかげで、他の島が不漁に襲われ苦労している時でもパラオだけは誰も飢えずにすんだ」 at 03/22 20:54



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「わしが子供の頃、日本の素晴らしい船が来ると聞いて島中総出で見物にきたことある。世界でもっとも強く、巨大な船だという。その船を見て誰もが、驚いた。水平線にぽつんと姿が見えたと思うと素晴らしい速度で進んできた。あんなに速い船は見たことがない。 at 03/22 20:54


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船があまりに大きくて、夕陽が覆い隠され、いきなり夜がやってきたように感じられた」 at 03/22 20:54


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俳優は聞く。「その船の名前を覚えていますか」 at 03/22 20:55



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取材陣は息をのんだ。 at 03/22 20:55


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「大和がその後どうなったか知っていますか」 at 03/22 20:55


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「沈んだ、と風の噂で聞いているが、わしは信じない。あんな美しく、力強い船が沈むはずがない」 at 03/22 20:55


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老人は遠くを見つめ、そして言った。 at 03/22 20:56


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「いまでもあの日と同じように、どこかの海で波を切っているに違いない」 at 03/22 20:56


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また聞きのまた聞きなので、この話が本当か確かめるすべはない。 at 03/22 20:56



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戦艦「大和」について書かれた本は世の中にたくさんあります。 at 03/22 20:57


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そのほとんどが、「大和というハードウェア」について書かれ、「大和を動かしているソフトウェア」についてはあまり触れられてきませんでした。 at 03/22 20:57


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そこで、本書では大和のハードウェアではなく、ソフトウェアにスポットライトを当てました。 at 03/22 20:57


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大和には竣工時、二五〇〇名、最終状態で三三〇〇名もの乗員が乗り組んでいます。 at 03/22 20:57


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三〇〇〇というとちょっとした村か、町ぐらいの規模があります。 at 03/22 20:58


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町の中には自転車屋さんがあり、食糧品店があります。床屋さんや、お医者さんだっています。お風呂にも入らなければなりませんし、夜になると寝ます。電線や水道、電話だって必要です。 at 03/22 20:58


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それだけの多人数がいれば、人間同士のトラブルも発生します。 at 03/22 20:58


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一体それだけの人がどうやって暮らしていたのでしょう? at 03/22 20:58


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本書ではそうした人たちの暮らしを描いています。 at 03/22 20:59


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私がこれまで、「勝手知ったる戦艦大和」と思っていたのは大間違いで、執筆していく上で、知らないこと、わからないことがたくさんありました。 at 03/22 20:59


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
実際に大和に乗っておられた方の証言でも、食い違っていることがしばしばあります。 at 03/22 20:59


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しかし、それは別におかしなことではありません。そもそも、自分の働いている会社でも、隣の課が何をしているのかよく知らないことがありますし、もちろん会社全部のことなんて知りません。 at 03/22 20:59


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大和は六〇年以上前に無くなってしまった「職場」です。この原稿を執筆するのは、ジグソーパズルの断片を集めていくような作業でした。 at 03/22 21:00


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
できるかぎり資料を集め、記述には正確を期したつもりですが、間違いあるいは新資料などがありましたら、ぜひ編集部までご指摘・ご連絡をいただければと思います。 at 03/22 21:00


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また、大和のことをよく知らない方にも読んでいただけるよう、専門的な用語等を一般的に書き改めたところも多数あります。マニアの方には物足りなく、また厳密には違っている、と思われたところもあるかと思いますが、ご容赦ください。 at 03/22 21:00


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「大和のソフトウェア」について、どこまで再現できたのか、九州沖に眠る「大和」たらざる身にはなんとも言えませんが、「大和」という軍艦に乗って、最後まで日本を守ろうとした人々の生活を垣間見ていただければ幸いです。 at 03/22 21:01


yamato3000 / 新刊『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読
★これで、『戦艦大和3000人の仕事』全文朗読を終わらせていただきます。お付き合いいただき、誠にありがとうございました!★ at 03/22 21:03


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★明日からは、『戦艦大和3000人の仕事』に掲載しているマンガを、 http://yamato3000.seesaa.net/ のほうで連載いたします。★ at 03/22 21:06


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★ウェブサイトは4月20日までの限定公開です。こちらもどうぞよろしくお願いいたします!★ at 03/22 21:07


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★『戦艦大和3000人の仕事』はただいま全国書店およびAmazon などのネット書店で発売中です! http://bit.ly/couXUI ★ at 03/22 21:10

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